BMX空気入れガイド:種類、選び方、使用法

最終更新日:2023/09/22

BMX空気入れガイド:種類、選び方、使用法

BMX自転車のタイヤに適切な空気圧を保つためには、空気入れが必須です。空気入れを選ぶ際は、使用状況、バルブの種類、高圧対応性を考慮しましょう。また、空気圧計が付いていると便利です。手動か電動か選ぶ点も重要です。適切な空気圧を保つことで、BMXのパフォーマンスを最大限に引き出せます。

空気入れとは?

自転車にとって重要なツールの一つが空気入れです。タイヤは自転車の”足”であり、その”足”がしっかりと地面と接触し、スムーズに動くためには、適切な空気圧が必要です。それを可能にするのがこの空気入れという道具なのです。

空気入れの一般的な役割

空気入れは名前の通り、タイヤに空気を入れるための道具です。一般的には、押す動作で空気をポンプ内部に取り込み、それをタイヤ内部に送り込むというシンプルな機能を持っています。適切な空気圧で膨らんだタイヤは、快適な乗り心地を提供しますし、磨り減りを防ぎ、また最高のパフォーマンスを発揮します。

空気入れの種類

空気入れにはいくつかの種類があります。それぞれに特徴と利点があり、使用状況や個々のニーズにより適したものが異なります。

家庭用の床立てタイプ

床立てタイプの空気入れは、力をしっかりと伝えることができ、比較的大量の空気を一度に送ることができるため、一般的には家庭での使用に最適です。大きくて頑丈なため、長期間にわたって使用できます。

携帯用のミニタイプ

一方、携帯用のミニタイプの空気入れは、小さくて軽量なので、自転車に取り付けたり、バックパックに入れて持ち運ぶことができます。乗りながら空気圧を調節したい場合や、長距離を走行する際には、このタイプが便利です。

CO2カートリッジ式の瞬間充填タイプ

最後に、CO2カートリッジ式の空気入れは、瞬時に大量の空気をタイヤに送り込むことができます。レースや競技で使用する場合に特に便利で、速やかに空気圧を回復させることが可能です。

BMX自転車のタイヤと空気圧

BMX自転車のタイヤの適正空気圧はタイヤによって異なるため、タイヤに記載されている数値を事前に確認するようにします。

BMX自転車タイヤの特徴

BMX自転車のタイヤは一般的に幅が広く、耐久性があります。また、しっかりとしたグリップを確保するためには、適切な空気圧が必要となります。そのため、空気入れは高圧対応のものを選ぶことが多いです。

タイヤの適正な空気圧とその重要性

タイヤの適正な空気圧は、乗り心地とパフォーマンスに大きな影響を与えます。空気圧が高すぎると、乗り心地が硬くなり、衝撃吸収が悪くなります。逆に、空気圧が低すぎるとタイヤが平らになり、摩擦が増えて走行効率が悪くなります。そのため、適切な空気圧を保つことが重要なのです。

空気入れの選び方

空気入れを選ぶ際には、いくつかの要素を考慮する必要があります。それは、空気入れの種類、高圧対応かどうか、そしてバルブの種類です。

高圧対応の空気入れの選択

BMX自転車のタイヤに適切な空気圧を確保するためには、高圧対応の空気入れを用意することがお勧めです。

タイヤのバルブの種類と対応する空気入れ

また、空気入れを選ぶ際には、自転車のタイヤのバルブの種類にも注意が必要です。主に2種類のバルブがあります:仏式バルブと米式バルブです。

仏式バルブ

仏式バルブは細く、一部のロードバイクやBMXで使用されています。このタイプのバルブでは、バルブの上部を緩めることで空気を入れ、閉めることで空気を保持します。

米式バルブ

米式バルブは、自動車のタイヤでも使用されているもので、一部のBMXやマウンテンバイクで見られます。このタイプはバルブの中央を押すことで空気を入れることができます。

それぞれのバルブタイプに対応した空気入れを選ぶか、または両方に対応した空気入れを選ぶことが必要です。

空気圧計の重要性

タイヤに適切な空気圧を保つためには、空気圧計が重要となります。このツールは、タイヤの内部圧力を正確に測定することができます。

空気圧とBMXのパフォーマンス

BMXのパフォーマンスは、空気圧に大きく影響されます。例えば、レースではスピードが重要であれば高めの空気圧を、フリースタイルではクッション性が重要なので低めの空気圧を選びます。そのため、各状況に最適な空気圧を測定するために、空気圧計は欠かせないツールとなります。

空気圧計付きの空気入れのメリット

多くの空気入れには、空気圧計が組み込まれています。これは非常に便利で、空気を入れる際に同時に空気圧を測定することができます。これにより、適切な空気圧を確保することが容易になります。

空気入れの動力源:手動 vs 電動

空気入れには、手動と電動の2種類の動力源があります。それぞれにメリットとデメリットがあります。

手動の空気入れ

手動の空気入れは、筋力を使って空気をポンプします。このタイプのメリットは、電源が不要であることと、手軽に使用できることです。しかし、大量の空気を必要とするタイヤを膨らますのには時間と労力がかかります。

電動の空気入れ

一方、電動の空気入れは、電源を利用して自動的に空気を送り込みます。これは労力を必要とせず、大量の空気も短時間で供給できます。しかし、電源が必要であるため、野外での使用は限定的です。

空気入れの使用法とメンテナンス

空気入れの使い方は基本的にシンプルですが、適切に使用し保管することで、長期間にわたってそのパフォーマンスを維持することができます。

BMXのタイヤに空気を入れる方法

まず、バルブキャップを外し、空気入れの口をバルブにしっかりと接続します。次に、ハンドルを上下に動かし、または電源を入れて空気を送り込みます。空気圧計を見ながら、タイヤの推奨空気圧に達したら、ポンプを止めます。

空気入れの保管とメンテナンス

空気入れは清潔に保ち、直射日光や湿気から遠ざけて保管することが重要です。また、定期的に空気入れの状態をチェックし、必要に応じてパーツの交換や修理を行いましょう。

まとめ:自分に合った空気入れの選び方

BMXの楽しみ方はさまざまですが、いずれにしてもタイヤの適切な空気圧は重要です。空気入れを選ぶ際には、BMXの用途、タイヤのバルブの種類、そして空気入れの機能を考慮して、最適なものを選びましょう。あなたのBMXライフをサポートする最適な空気入れを見つけ、BMXのパフォーマンスを最大限に引き出しましょう。

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