自転車のボトムブラケット選びに悩んでいる方必見！
種類や特徴、選び方、ベアリングメンテナンス性まで詳しく解説します。
自分に合ったボトムブラケットを選ぶためのヒントが満載です。
自転車の走行に影響するボトムブラケット
自転車はその部品により、走行性能や快適性が大きく変わります。
特にボトムブラケットは、ペダルの回転をスムーズにし、パワーを伝える重要なパーツの一つです。
しかし、ボトムブラケットには、いくつかの種類が存在し、それぞれが異なる特性と互換性を持ちます。
そのため、選び方が難しいのが現状です。
今回のコンテンツでは、各ボトムブラケットの特徴、選び方、互換性について解説します。
ボトムブラケットの基本的な概念
ロードバイクを始めてみたのですが、ボトムブラケットって何ですか？
ロードバイクの初心者
ロードバイクの先生
ボトムブラケットは、自転車のフレームとクランクを結びつけるパーツのことを指します。つまり、ペダルの軸部分がボトムブラケットですね。
ボトムブラケットは、自転車の重要な構造部品で、ペダリングの力を効率よく伝達する役割を果たします。
また、ボトムブラケットはフレームに取り付けられるため、選び方はフレームとの互換性に大きく影響されます。
ボトムブラケットの種類
ボトムブラケットの種類や違いを教えていただけますか？
ロードバイクの初心者
ロードバイクの先生
ボトムブラケットには大きく分けて、スクエアテーパ、オクタリンク、ISIS、BB30、PF30、BB86、BB90、BB92、ホローテックなどがあります。それぞれベアリングの内蔵方法や軸の形状、取り付け方法等が異なります、また、適合するフレームの規格も各種類で異なります。
たくさんの種類があるボトムブラケットは、それぞれ異なる目的で設計されています。
スクエアテーパは旧来型の規格で耐久性に優れ、オクタリンクやISISはシャフトを太くすることで剛性を追求しています。
BB30やPF30、BB86~92は内蔵ベアリングによる重量軽減と剛性のバランスを図り、ホローテックは軽量化と剛性を両立した規格となっています。
ボトムブラケットの選び方のポイント
それぞれのボトムブラケットの選び方のポイントは何でしょうか？
ロードバイクの初心者
ロードバイクの先生
ボトムブラケットの選び方のポイントは大きく3つ。1.フレームやクランクとの互換性。2.使用目的や走行状況に合ったかどうか。3.個人の好みや予算に合ったものかどうか、となります。
フレームとクランクの規格に合ったボトムブラケットを選ぶことが最も大切です。
次に、自分の乗り方や使用環境を考慮し、硬さ、軽量化、耐久性などのバランスを見て選びます。
最後に、値段や好みも決定要素となります。
例えば、頻繁に長距離を走る場合は耐久性を重視すると良いでしょう。
また、レースに参加する場合は軽量化や剛性を重視すると良いでしょう。
ベアリングメンテナンス性の比較
それぞれの種類では、ベアリングのメンテナンス性はどう違いますか？
ロードバイクの初心者
ロードバイクの先生
例えば、外部のケーシングにベアリングがついている規格の中には取り外して交換できるものもありますが、フレーム内に直接ベアリングを取り付ける規格の中には、プレスフィット式を採用していて特殊な工具が必要となる場合もあります。
メンテナンス性は、ボトムブラケットの選び方にも影響します。
フレームに直接取り付けるプレスフィット式では、フレームへのベアリングの取り付けなど特殊な工具が必要になる一方で、外部のケーシングにベアリングがついているものは手軽にメンテナンスが可能です。
ただし、寿命が来た時、交換するのが容易かどうかも評価の一部となります。
自転車のフレーム規格とボトムブラケットの適合性
私の自転車はBB86の規格ですが、もしボトムブラケットを交換するとしたら、どの種類のものにすればいいですか？
ロードバイクの初心者
ロードバイクの先生
フレームの規格がBB86ということであれば、BB86の規格のボトムブラケットを選ぶべきです。その他の規格のボトムブラケットは合わない可能性がございます。
自転車がBB86規格である場合、適合するボトムブラケットも同じBB86規格のものを選びましょう。
各規格のボトムブラケットはシャフトの径や長さ、フレームに取り付ける部分の大きさなどが異なるため、規格が同じものを選ぶことが重要です。
ボトムブラケットの種類についてまとめ
なるほど、ボトムブラケットは自転車の性能に大きく関わる重要なパーツなんですね。選び方もフレームとの互換性や使用目的、好みや予算などを考慮することが大切なんですね。詳しく学んで自分に合ったものを選ぼうと思います。
ロードバイクの初心者
今回学んだ要点を簡単にまとめます。
- ボトムブラケットはペダルの回転をスムーズにし、パワーを伝える重要なパーツ。
- スクエアテーパ、オクタリンク、ISIS、BB30、PF30、BB86、BB90、BB92、ホローテックなどがあり、それぞれベアリングの内蔵方法や軸の形状、取り付け方法等が異なる。
- 選び方のポイントは、フレームやクランクとの互換性、使用目的や走行状況に合ったものか否か、個人の好みや予算に合ったものかどうか。
- メンテナンス性も選ぶポイントの一つで、ベアリングの交換が容易か特殊な工具が必要かなどを考慮する。
ボトムブラケット選びは複雑です。
分からない場合には、専門家に相談してみましょう。
